イギリスワーホリビザの再発行方法(盗難事件からの復帰列伝07)
▲再発行されたカード方式になった我がビザ
こんにちは!
ワーホリビザがイギリスではホリデーではなく、
就労ビザカテゴリーだと
こっちに来て知った榎本晋作(@Shinthanks)です。
(プータローはだめで、
基本的には働かなきゃいかんようです。)
さてさて、せっかく日本で結構四苦八苦して
取得したワーホリビザ(YMS)を
パスポートごと盗まれた2014年3月の僕。。。。。
その後、数々の苦悩を乗り越え
なんとか無事にビザの再発行をできたのがその約1ヶ月後でした^^;
このような事態になる人は結構いるみたいで
本ブログでも結構質問をいただいていました。
なかなか時間がなくて書けていなかったのですが
今日、やっとこさ書けそうなので書こうと思います。
■目次
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■日本大使館ではビザは再発行してもらえません。。
■海外旅行保険は効かないみたいです。
■旧旅券(なくしたパスポート)のワーホリビザは有効です!
■どういう手順でビザを再発行してもらうか?
(手順一覧、かかる金額について、UKBAへの持ち物、UKBAの様子や中でした事)
■イギリスワーホリビザ再発行の手続きをしてみての感想!
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■日本大使館ではビザは再発行してもらえません。。
まず、これが大事なのですが
日本大使館はパスポートは再発行してくれてもビザは再発行してくれません!
パスポートを再発行してもらうついでに
再発行してもらえるかと思ったら、
「管轄はUK Border Agency(UKBA)なので、
手続きはそちらにてお願いします。」
そう、つまりHome Officeと呼ばれるところに行けとの事。
再発行方法については日本大使館の方に伺ったところ
Home officeの電話番号のみ渡されたのみ。。。。
この時点での気持ちは
「どうなる、俺のイギリス生活。。。
日本に帰るか。。。」
ま、でもどっちにしてもパスポートがないと
ビザも再発行してもらえないので、
最初に大使館には行かなければいけません!
■海外旅行保険効かないみたいです。
電話にて、海外旅行保険の適用範囲か
聞くと範囲外との事。。。。。
その時の気持ちは
「えっ、ちょっと待って!本当に効かないの!?
これ、一番高そうじゃん!!!」
って感じです^^;
※パスポートは適用範囲内でした。
※重ね重ね、誰か適用されるというケースを知っている方は連絡くださいm(__)m
■旧旅券(なくしたパスポート)のワーホリビザは有効です!
パスポート盗まれて、ビザなしになるかと思いきや
大使館でもらった紙によると「旧旅券のビザは有効です」との事。
「んじゃ、別に再発行しなくていいじゃーん( ´ ▽ ` )ノ」
とか思っていたのですが、
それだと(多分)国外に出れないのと、
(間違いなく)不法就労(ビザなし就労)だと思われかねないので
やはり再発行する事に。
■では、どういう手順でビザを再発行してもらうか?
▲Tier5ビザのアプリケーションフォーム
長くなりましたが、いよいよ、
具体的にワーホリビザの再発行手順を紹介します。
☆手順一覧☆
▲必死に再発行用のフォームを日本語に訳し解読している様子
手順は
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1.Home Officeに電話する。
(電話番号:02070354848)
2.TOCフォームを記入
https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/300656/T5__TW__Form___Help_04-14.pdf
3. 指定の書類をUKBAに郵送もしくはUKBAに直接行く
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です。
すごくかいつまんで言うと上記の3ステップで再発行できました。
各項目ごとに注意を書くと
1のHome Officeとは
ビザ関連の事などをやっている移民管理局とか
そういう感じの場所なのだと思います。
電話番号は確か上記ので合っとると思いますが、
もし違っていたら、ググってみてください。
※電話はめちゃくちゃ待たされるので、
根気よく10分くらいつないだままで!!
ここで
“Unfortunately My passport was stolen, so I’d like to reissue my visa. How can I do?
(ビザ盗まれちゃって。。。
再発行したいのだけどどうすればいいですか?)”
と伝えて再発行の方法を聞くのが全ての始まりになります。
2のTOCフォームに記入しろと言われたので
ネットで見つけて印刷して記入し、所定の書類などをそろえます。
3で郵送だと最低8週間(全ての書類がOKだった場合)、
その他、直接UKBAに行くと行ってから約1週間で再発行されます。
☆かかる金額について☆
次に値段ですが、これも時期によって様々っぽいのですが
僕の時は
郵送:147ポンド(25,700円)
UKBAに直接行く:522ポンド(91,350円)
でした。
シャレにならないですよね、この金額^^;。。
この辺の状況も刻一刻と変わるっぽいので
電話で確認してください!
(ていうか、電話何度もかけて全て聞き出すのマジで重要です!
担当もよくわかってないケースありますが、粘りが大事!!)
ちなみに僕はUKBAに直接行きました。
(理由は後述)
☆UKBAへの持ち物☆
▲クロイドンのUKBA
さて、テニスの聖地ウィンブルドンを超えて
さらにロンドン南部にあるクロイドンという街にUKBAがあります。
僕が持っていった持ち物は
・TOCフォーム(記入済)
・警察からのレター(念のため、メールもコピー)
(被害を報告し、Crime Numberをもらうと家の住所に親切にも送ってくれます)
・パスポート
・住所と名前などの証明書*
・盗まれたのビザの番号が確認できるもの*
です。
*証明書は
「働いている会社から出してもらう」
「語学学校のレター」
「イギリスの運転免許(日本のものを書き換えられる)」
「ガス、水道代金」
などで大丈夫です。
(語学学校に通っている人はビザ再発行の相談もできるところがあるみたいです。)
*ビザの番号が確認できるものは簡単に言うとコピーです。
僕はコピーがないためにUKBAでとんでもない目に合ったので、
皆さん、ビザは必ずコピーか写メ取っておいてください!!
☆UKBAの様子や中でした事☆
車の教習所のような雰囲気のビザセンターUKBA。
写真はNGでも、中にはカフェなどがあり本当に教習所のような感じでしたが
やたら待たされ14:00からの予約で終わったのが17:00くらいでした^^;
担当に呼ばれると、ビザをなくした理由や住所を聞かれたりなど
日本でビザ申請をした時の出来事を全て英語でこなす感じで終わり
審査結果待ちに1時間ほどかかりました。。。
(なお、ここで指紋を取られたりなども行われます。)
ビザのコピーがないために帰されそうになったり
担当のおばちゃんの英語でまさかのなまり英語で大変だったり
中で美人のスロベニア人にポテチもらったり
など様々な事件もあったのですが、
これは今後、記事にしていこうかと思います。
☆UKBAに直接行った理由☆
最後に、なんで郵送ではなく、
約65,000円も高い方法を選んだかと言うと
理由は
——————————
・スリランカに行く予定があったので、そもそも8週間も待てない
・全てがOKでも8週間という事は失敗したらさらに8週間
・バイオメトリック認証(つまり指紋採取など)を自力でやるのが。。。
・パスポートなしでイギリスに何週間も生きるのは怖い!
——————————
というものです。
まぁ、簡単に言うと
「早くしてほしかった」と「めんどくさい」というものです。。。
※【お願い】ビザの再発行についてお問い合わせをいただく事が多いのですが
本当に僕ではわからない事ばかりですので、Home Officeへ電話して聞いてください^^;
■イギリスワーホリビザ再発行の手続きをしてみての感想!
一言で言うと
「肩の荷が降りた。。。」
という感じです^^;
紆余曲折、様々な困難を経て、
なんとかワーホリビザは再発行されたのですが
「電話がつながりにくい!!」
「ていうか、英語の電話苦手!!」
「フォームの記入(英語の公文書orz)むずい!!」
「UKBAに直接行く予約(正式名称:premium service)はどうやって取るのかわからない
(サイト上で取ります。)」
というのが結構きつかったのです^^;
(学生だったら、
近くにプロフェッショナルがいるはずなのにと思いながら
悪戦苦闘した日々が今では懐かしいです。。)
しかし、やはりというかなんというか
ビザを盗まれる留学生やワーホリの人は多いらしく
このブログにもお問い合わせを何件もいただきました。
結果的には、どの人も大丈夫だったみたいで
基本的にビザは再発行できるものっぽいです。
長くなってしまいましたが、
この記事が今後イギリスでビザをなくした人の役にたってくれるといいなぁと
願っております。
Shin
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