「考えるより出るしかない!」
上記の一言に尽きます。僕は2010年6月からフリーランスで中小企業向けにマーケティング支援業務を行っております。
最初は右も左もわからない状態で始めましたが、歯を食いしばってやってきたおかげで、なんとか、ある程度生きて行けるめどは立ちました。
(詳しくはプロフィールをご覧ください。)
自分で言うのも何ですが、よくわからない人間に対し、年商数億単位の会社や社会的地位のある人が、数字に関わる部分のプロジェクトを任せてくれるところまできたなぁと感じます。
通常、このような場合は、3つほど選択肢があると思います。
1.このまま、フリーランサーとして「マーケティング職人」になる
2.法人化して仕組み化する
3.出資なども募りWebサービスなどを立ち上げる
僕自身、2の選択肢を取ろうとしてました。1は安定感がありますが、職人気質ではないですし、3はシリコンバレー型で一発当てようとする感じですが、ここにはあまり興味はありません。やはり「誰かを助けるのが好き」なので自分には2があっていると思い、本気で法人化の準備をし、参謀まで探してました。
それが昨年(2012年)の9月頃の話です。
しかし、よくある話で恐縮なのですが「俺、このままでよいのだろうか?」と、ふと我に返りました。
そして、これまたよくある話なのですが、自分ではどうしようもない所まで、悩んでしまいました。
そして、ふと頭に出てきたのが「俺みたいな凡人は待っててもチャンスはない!自分から、外出なきゃ!」という事です。そんな気持ちを抱えながら12月にイギリスに行きました。目的はロンドンでえらく実績を上げているファンド会社を経営している方のもとを相談に会いに行くためです。
「なんで、日本人にハードな海外で起業したんですか?」
という質問に対し返ってきた答えは
「このまま銀行にいるより、世界で自分の力を試してみたくなった。そこに迷いはなかったよ。最近は東大生もワーホリ使ってイギリス来るみたいだし、晋作くんもぜひ、来るべきだと思うよ。ここで生きる事はキャリアダウンしてでも得るものがある。後は君次第だ。」
でした。
「世界で自分の力を試したい」
その時の僕には、その単純な言葉が一番心に響きました。(言霊を感じます。)
「世界で戦える人間になりたい」これは今の僕の課題であり、一番チャレンジすべき事なのだと感じました。もっと賢い方法はいっぱいあるかもしれませんが、まずは「外に出ていく一歩が大事だ!」と思い、イギリスへのワーホリビザにアプライしました。
「金、経験、コネ、実力なし」の状態から、自分で今の事業を立ち上げた時も数多くの失敗を経験しながら、ある程度のところまでこれたのは「まず、始めたから」だと感じます。
僕には「貧困問題の撲滅」「世界の初等教育の平等化」という大学時代からの夢もありますが、まず大事なのは「それを実現できる力」だと感じます。
5歳〜10歳まで過ごした経験があるイギリスで、まずは、その一歩を踏み出し、世界を変えれる人材になりたいと思い、僕はイギリス行きを決めました。
何とも若く勢いに任せた発想だと思いながらも、立ちはだかる困難を超えて、グローバル人材になりたいと思います。