イギリスで日本の伝統製品を売るためのパーティと販売の課題
▲山田平安堂さんが手がける職人さん手作りのお皿
こんばんは、ミラノのクールジャポンイベント以来
深く日本を知る活動を自主的に行っている
榎本晋作(@Shinthanks)です。
その時の記事はこちら
→ミラノコレクションのクールジャポンのイベントに参加しました。
そんなタイミングで、
こちらの起業家勉強会で知り合った方から
「日本の伝統製品をイギリスで売り出すための
プロモーションパーティ
(正式名称:”美 BEAUTY OF JAPAN”)」
のお誘いメールをいただいたので
参加させていただきました。
(グットタイミングすぎてびびりました^^;)
▼パーティーの様子
予想以上に豪華な感じのイベントだったので
念のため、スーツで行ってよかったです^^;
さてさて、本題のパーティについてです。
今回は、山田平安堂さんの漆器(しっき)を
今後、イギリスで販売していくための
お披露目パーティのような位置づけでした。
また、パーティー主催されていたのは、
こちらでの販売をプロデュースされる
JAPAN AT UKさんです。
【2014年2月15日追記】
公式サイトができてびっくりしたのですが
思いっきり僕の後ろ姿載ってました^^;
▼山田平安堂さんの職人さんが数ヶ月かけて作られる漆器(しっき)
▼持ってみると軽かったです。
■改めて見直される日本と、職人が手がけた日本製品
色々なところで聞くのですが
東京オリンピックなどやアベノミクスなどで、世界に再認知された事もあり
今、日本というものが改めて見直されている時期のようです。
日本の職人さんが作る漆器(しっき)は
「手に取って見る」「手間ひまかけて作ったストーリーなどを伝える」
などをして価値を知ってもらえるとの事。
また、商品の完成についてですが
乾かす時期も含め、
1つの商品を作るのに数ヶ月はかかるそうです。
素材についてですが、使われているのは
材質が固く、耐久性に優れている「樫(かし)の木」との事でした。
この日はBtoB型(企業から企業への販売)なのですが
これから、パーティーの会場だったEast india companyさんの一部スペースや
ECサイトなどで、BtoC(一般顧客)向けにも販売していくそうです。
■日本の漆器(しっき)をイギリスで販売する際の課題
▲iPadで職人さんが作っいる様子を動画で紹介していました。
商品の販売戦略を考える仕事柄
スタッフの方に、現在の課題についても伺ってきました。
課題はやはり「文化や価値観の違い」
インテリアとしてであれば問題ないのですが、
あくまで食器なので
・ヨーロッパ型の、一皿に全てサーブしてしますので、小さな食器が実際に使えるかどうか?
・重い物がお皿が好まれるヨーロッパで、軽い漆器(しっき)に価値を感じてもらえるか?
という事が現状の課題としてあるようです。
そこに対し、どう展開していくか個人的にも楽しみです。
不思議な感覚なのですが、
ヨーロッパから日本を知るという活動をしていると
日本にいる時より、日本の魅力がわかる事が多いと感じます。
まだまだこちらに来て日が浅い自分が言うのもあれですが
一度、外から日本を見つめるという体験は
「自分を知る」という観点から、意味のある事なのかもしれません。
時が過ぎて自分の感じ方がどう変わって行くのか
自分ごとですが、非常に楽しみです。
来月には、漆器の塗りの体験会もあるようなので
その事もレポートします!
【追記】
美 BEAUTY OF JAPANさんのFacebookページがありました。
↓
美 BEAUTY OF JAPANFacebookページ
Shin
■こぼれ話
余談ですが、このイベントの主催されている
JAPAN AT UKさんは、現地からの留学生サポートをしていて
まさに僕のホームステイ先を斡旋してくれていた会社さんでした。
(申し込んだ時に知ってびっくりしました^^;)
RYUGAKU@UK / YMS(ワーホリ)・留学の現地エージェント
スタッフさんがまさかの友達の友達で
親切にこちらでの色々とな手続きとか
色々と教えてもらえて感動しました(涙)
やはり、
「英語は言葉だから、
英語がしゃべれる事よりも伝える事が大事!」
との事です!
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