イギリスで、17回銀行に行った僕が教える銀行口座開設方法

ロイズ銀行(Lloyds Bank)

▲無事に僕の口座を開設してくれたロイズ銀行(Lloyds Bank)

 

おはようございます。
榎本晋作(@Shinthanks)です。

 

今回は、イギリスに来る前に
一番心配していた銀行口座の開設についての記事です。

 

フリーランスで働く僕は、
多分、口座の開設が難しい部類の人間なので
結局、17回も銀行に行ってしまいました^^;
(なんで、17回も行ったかは後述。。)

 

どこのサイトでも銀行口座の開設方法は、
解説されているいるのですが、
なかなか実体験に基づいた情報がなかったので
今回は、その点もふまえて書きたいと思います。

 

■イギリスの銀行の種類

 

バークレー銀行(Barclay bank)

 

結構色々と銀行があると思うのですが
主なものは下記の4つです。

 

・バークレー銀行(Barclays Bank)
・ナットウェスト銀行(Natwest Bank)
・HSBC銀行(HSBC Bank)
・ロイズ銀行(Lloyds Bank)

 

僕は、ロイズ銀行のピカデリーサーカス支店で作りましたが
色んな人の話を聞いている限り、
HSBCが一番外国人に優しいようです。
(後述しますが、対応も親切でした。)

 

 

■銀行口座開設に必要なも持ち物

 

銀行口座の開設のために必要なものは

・ビザ入りのパスポート(Tier5ビザを持っている人はそれです。)
・住所を証明できるもの(Proof of address)

の2つです。

 

僕は、前者のパスポートと就労ビザ(ワーホリビザ)は
持っているのですが、
口座開設にめちゃ苦労した理由は

「住所を証明するもの(Proof of address)」

がなかなか手に入らなかったからです!

 

住所証明(Proof of address)とは、
文字通り、自分の住所を証明する書類です。

 

留学生とかの間でも
何がこれに該当するのかは、
色んな噂が飛び回っているようなので
僕が17回銀行で聞いてきたものを紹介します。

 

■17回銀行に行った、僕が聞いてきた住所証明(Proof of address)になるもの

 

一覧にすると、こんな感じです。

 

◇王道パターン

 

1.語学学校が発行してくれる書類

こちらに来て、まず、語学学校に行く人は
学校に頼めば、大丈夫です。

「Could you issue the Proof of address?」

とか学校の人に言えば、もらえるらしいです。
(英語はissueでいいのか不明ですが、
名詞を強調してください^^;)

 

2.職場が発行してくれる書類

就職したり、バイトしたりする人は、
職場の人に頼めば、発行してくれるそうです。

僕の友人は大体、
このパターンで発行していました。

 

◇バークレーの係のおじさんが教えてくれたもの

 

1.Bank Statement(銀行預金残高証明書)

自分の預金があるかどうかの証明書です。
日本にいる時に、
三菱東京UFJ銀行で発行してもらったのですが
ビザ申請の時に使ってしまっていました。。。

来る直前に
もう1枚発行してもらえばよかったです。。。
(もしかしたら、1ヶ月以内のものかも。)

 

2.Utility bill(公共料金の支払い書)

 

水道代やガス代金などの、
支払い証明書です。

僕は自分の借りているオフィス(コワーキングスペース)のものを
用意したのですが

 

公共料金ではないのでアウトでした。。。

 

ちなみに、イギリスの家は、
公共料金込みのシェアハウス(シェアフラット)が
多いので、これは、地味にハードルが高いかもしれません。

 

3.National insurance letter(国民健康保険証明書)

イギリスでは長期間住む人は外国人でも
国民健康保険に加入できるので、これがあれば大丈夫です。

 

が、大体、ワーホリビザを使ってくる人は
1年分は、海外旅行保険に入っていると思いますので
すぐには入らないですよね。。。

◇それ以外のもの

 

1.取引先会社からのHeaded Letter(会社からのレター)

フリーランスで働く人は
「日本の取引先から、会社名義の送ってもらえ」
との事を言われます。

僕は、日本から送ってもらおうと
思ったのですが

「サイン付きのオリジナルのレターじゃないとダメ」

と言われているので
日本から送ってもらうのに時間がかかるというのが。。。

 

なので、これは、最後の一手に取っておきました。

 

2.大家さんからのサイン付きの証明書

現地の優しい日本人の方から聞いたのですが
大家さんに毎月いくら家賃を払っている事を
証明してもうための書類を書いてもらえば
大丈夫な時もあるようです。

 

3.イギリスの運転免許(Not 国際免許)

前に日本で取得した国際免許があるのですが
それではなく、イギリスの免許の事です。

ちなみにその時の記事はこちら

「国際免許取得方法や持ち物について」

 

日本の運転免許を持っていれば、
すぐに書き換えられるのですが、
最近、その事務所かなんかがなくなったので、
受付は郵送のみになります。

 

2013年12月からの制度変更とかありえない。。。

 

これの最大のデメリットは
その間(約2週間)、
パスポートを預けっぱなしになる事です。。。

 

イタリアに行く予定とギリギリ被ってしまうので

「万が一、間に合わなかったら。。。。」

と思い、これをするのは、帰国後にしようとしていました。

 

■口座を開設する時に、銀行で聞かれる事

 

口座開設時によく聞かれる事をまとめてみました。

 

1.あなたは学生か労働者か?(Are u worker or student?)

 

これは、大体聞かれますが
語学学校に行く人は、

「I’m Student.」

既にバイトや就職先が決まっている人は

「I’m full time(or temporary) Worker.」

と答えてください。

ややこしいのは、僕がここでフリーランスで
契約先が日本にある会社だった事です。。。

 

2.何に口座を使うのか?(Why you want to open Bank account?)

 

なんで、口座を作りたいかを聞かれるので

「My parents transfer money to me.
(両親がお金を送ってくれる。)」

「My company pay a salary into Bank account.
(口座に給料を振り込んでくれるから。)」

とか言うのが王道らしいです。

 

前者を選ぶと毎月いくらかを聞かれますので
結構盛った伝える人が多いみたいです。
(後々大丈夫なのですかね^^;)

 

ちなみに、僕は、大体

「I wanna transfer money from my bank account in Japan.
(日本の口座から振込たいねん。)」

「I need it because my clients pay a   salary into my Bank account.
(クライアントが振込をするのに必要なんです!)」

と答えてました。

※wanna=want toのスラング

 

ま、だからクライアントから「レター送ってもらえ」
とか言われるんですかね^^;

 

 

3.サラリーはどれくらいか?(How much is your salary?)

色んな人の話を聞くと
「Roughly(大体)」で答えるのが普通らしいです。

僕はフリーランスなので、

「1,500 pound a month. But it depends on the work.
(月24万円だけど、仕事の状況によるです。)」

と答えておきました。

 

えっと、後で問題になる事はほぼないのですが
普通にこれ以上稼げないと、年齢的にまずいので
死ぬほど仕事がんばります!

 

後は、日本での住所とか、色々と聞かれますが
色んな人から、聞いた話だと、住所証明さえあれば、
ほぼ大丈夫なようです。

 

■なんで、17回も銀行に行ったか?

 

えっと、主な理由は下記のようなものです。

 

・フリーランス(Self-Employed)なので、会社からのレターが手に入りにくかった。

・今のホームステイ先を仲介会社の人に頼んだので、証明書が手に入りにくい
(今、考えれば、そこに意地で連絡すればよかった。)

・運転免許書き換えが、イタリア行きと重なり不可能(パスポート必須!)

・オフィス(コワーキングスペース)の住所証明が使える所を探し続けた。

 

などなど、様々なシチュエーションが
重なったのもありますが
今思えば、めちゃくちゃ頭が悪いとしか思えませんね^^;

 

ちなみに、17日間も通ったわけではなく、
1日に5カ所くらい回ったという感じです。
(支店によっても緩さが違うので、ミラクルがたまにあるそうです。)

※1駅に支店は何個かある。

 

ちなみに、内訳は

・Natwest×4
・HSBC×7
・バークレー×3
・ロイズ×3

です。
(アホすぎますね。。)

 

■まずは何から始めればいいか?

 

ロイズバンク

 

 

「まずは、銀行に突撃する事です!」

 

住所証明があっても、たまに難しいとことかあるみたいなので
まずは、学校か職場に住所証明(Adress Proof)を発行してもらい
最寄りの銀行に行って

 

「Excuse me I want to open a BANK ACCOUNT.
Could you help me sir?
(銀行口座開けたいから手伝ってくれないですか?)」

 

とスタッフに言いましょう。

 

ここで必要書類が正しくて、条件があえばクリア
ダメなら次に行く感じです。

※当日発行ができない場合は、予約になるパターンもあります。

 

大体の人が、2〜4回くらい通って作るそうなので
いい経験だと思い、飛び込むと
地味に英語の練習になったりします(笑)

 

また、説明は何もわからない日本人だと
HSBCが一番優しかったです。

 

支店によっては、「帰れ」という雰囲気で言われたりもするのですが
HSBCは、僕の行く限りは、誠実に対応してくれました。
(ただし、丁重にお断りされました^^;)

 

■ちなみにパスポートとビザだけで、あなたはどうやって、口座を作ったの?

 

イタリアから帰国後に運転免許か、
日本からのレターでやろうとしていたのですが

 

「ピカデリーのロイズが緩い」

 

という噂を友人から聞き、わらにもすがる思いでいきました。

パスポートを渡して
スタッフ4人が10分くらい会議をしていた結果

 

「OK follow me.
(ついてきな。)」

と言われ、奥に。

 

1時間ほどで銀行口座開設完了!!!!

 

奇跡は起きるものですね(涙)

 

17回も通えば
色々と紹介したい話もありますので、しばらくしたら
当時の事を日記にしたいと思います。

 

何はともあれ、これで、こっちでも事業ができます(涙)

 

Shin

 

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